消梨詩弦の人事ファイル
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消梨 詩弦

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消梨博士が見ている光景を再現したもの(実際は、同時に人間の姿も見えている。)

氏名: 消梨 詩弦(みずなし しずる)

セキュリティクリアランスレベル: 3

役職: サイト-81██研究部 情報影響研究グループ 上席研究員。認識災害科学研究室 室長。

職務: 認識災害についての研究。

プロフィール: いつも赤い服装の小柄な女性職員です。基本的にドレスのような服装を好みます。物腰が柔らかく、静かで落ち着いた雰囲気を持っています。高い理解力を持つ聡明な人物ですが、頭の回転が速すぎて、むしろ早とちりをしがちな一面もあります。誰にたいしても敬語ですが、下ネタを常に言ったりするデリカシーの無い人物には、「……軽蔑します。」とだけ言い残して以降、口を聞きません。

消梨博士は、先天的に「共感覚」として知られる特殊な知覚能力を持っています。以下は、これまでの証言をまとめたものです。

  • 音声が、カラフルな蝶の群れに見える。
  • あらゆる文字列の、味と手触りが分かる。
  • 感情の変化が匂いで分かる。無機物の感情も感じる。
  • 人間は、動物の半身と三次元の図形が合体した姿にも見える。
  • 何かに触ると、誰かの音声で詳細が分かる。

これ以外にも、多くの知覚現象が見られています。本人は、それらをパターン化して身に付けており、常人よりも周囲の機微やオブジェクトの変化に敏感です。また、この性質のために認識災害を正常に認識しないため、異常性に暴露しにくい事が分かっています。

その性質を利用し、認識災害について研究を行っています。脳科学、神経科学、神経心理学、情報科学、言語学について深い知識を持っており、多くのオブジェクトの性質解明に取り組んでいます。

「正常性バイアス」って知ってますか? 自分にとって都合の悪い情報を、過小評価してしまう人の特性です。私の仮説通りだと、認識災害の性質を持つオブジェクトはこれを利用したものが多いのです。本当は、それを認識してしまっても、すぐに別の認識に改めれば影響を回避できるはずなのです。

ですが、それが出来たら苦労しません。他の動物には影響せず、人間にばかり影響するのが多いのは、恐らくこういう理由だと思うのです。 - 消梨博士

消梨博士はクールに見られがちですが、実際は感情の起伏が激しめです。表情こそ乏しいものの、ストレートな誉め言葉に真っ赤に照れたり、悲しい話を聞き滝のような涙を流すなど、割りと感激屋です。

ある日の消梨博士 (サイト内にて)

(サイト内でイブを見かけ、猫じゃらしで引き寄せる)

消梨博士: どうしたのですかー、イブ。黄色い翼なんか生やして。何か嫌なことでもあったのですかー。

(博士を一瞥し、走り去るイブ)

消梨博士: にゃー、ちょっとだけショックです…。

連藤技術職員: あ、消梨博士!うちのイブを見てないですか?ちょっと叱ったら拗ねてしまって。

消梨博士: ……連藤君、今の聞いてました?

連藤技術職員: …いえ?何か話してました?

消梨博士: 何でもないのです。(耳まで真っ赤にしながら走り去る消梨博士)

ある日の消梨博士 (研究部全体の懇親会にて)

馬酔木博士: (普通にデリカシーが無い上に、軽いセクハラ発言)

消梨博士: いい加減にしてもらえませんか?

馬酔木博士: (めんどくさい絡み+セクハラ発言)

消梨博士: (飲んでいたゆずサワーを馬酔木博士の頭にかけながら)……軽蔑します。

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