滑久寺澪緒の人事ファイル
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滑久寺 澪緒

氏名: 滑久寺 澪緒(なめくじ みお)

セキュリティクリアランスレベル: 2

役職: サイト-81██業務部 初期収容グループ フィールドエージェント。

職務: 死亡した人物の身辺調査。

プロフィール: 八重歯と一部を赤く洗髪した前髪、独特な私服が特徴の女性職員です。髪が伸びるのが異常に早いため、頻繁に髪型を変えています。後述する異常性の影響で常に睡眠不足であり、目の下に深いクマが出来ています。人見知りで内気な性格ですが、意外と頑固者です。控えめに話しますが、自分の意見には自信があるため、否定されても簡単には撤回しません。自己犠牲の精神が強く、表面的には大人しい性格ですが、周りに流されることはありません。

確保される以前の異常存在の影響で死亡した人物、またはそれらが疑われる人物、死後に異常存在を生み出した可能性のある人物の身辺調査を担当しています。死因だけでなく、その経歴や環境などを調査する事で収容方法の発見につながるケースや、異常性の起源などを調査する事を目的としているため、清川調査員などとも連携する事があります。また、独自の情報ルートを通じて全国の探偵から「霊能鑑定」などの依頼を受ける事もあります。そのため、財団に雇用される以前からエージェント・教正院とも面識がありました。

これらの職務を担当している理由は、エージェント・滑久寺が霊的現象などの影響を受けやすい「霊媒体質」を持っているからです。状況によっては日常生活を送ることが困難であるため、いとこである弥蛇山博士に対処してもらう場合があります。

霊媒体質のため、異常現象に同調して肉体に異変が起こったり、死者の声が聞こえたりと、様々です。同調の場合は、特殊な幻覚を見る場合が多く、これまでの例では「全身の骨が一時的に消失する」、「両親の目の前で、複数の胎児が自らの下腹部を突き破って産まれてくる」、「エレベーターで上半身と下半身を切断される」、「真っ暗闇の中、”あー”という声が耳元で聞こえ続ける」、「複数の兵士らしき死体に添い寝しながら、上から降ってくる爆弾を見つめる」などがあり、いずれも発生している現象の起源や進行状況に沿っているものでした。本来であれば精神状況に悪影響を与えそうな内容ですが、本人は全く影響を受けません。

死者の声は、眠ったときの夢の中で、死ぬ前の一日を追体験させられるという物です。起きている時に接触した霊が対象となるため、その性質を職務に活かしています。ただし、浅い眠りとなってしまう弱点があります。「誰がその場で死亡したのか」の特定にも、大いに役立つほか、聞き込みなどでは確認しづらい「どのような人間関係だったのか」も事前に掴むことが可能です。代償として、何らかの形でその死者の想いを叶えないと、繰り返しその人物の夢を見ることになります。

何をしてほしいのか分からないときは、声に出して聞くと何らかの形で伝えてくれます。出来ないときは、「出来ません」とはっきり伝えると、意外とあきらめてくれます…。物分かりが良くて、可愛いですよね。 - エージェント・滑久寺

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